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独り言・メモを書き込んでいくブログ。 稀に2chのレスをコピペ。 お薦め! ■サルにもわかるフッサールの現象学講座 http://d.hatena.ne.jp/purusa12/20090729 2ちゃんねるの哲学板のスレッド 難解な現象学を優しく簡単に解説しています。 「よい言葉の一句…

経済学は(も)苦手・・・・orz

2ch

経済学 入門―中級書 742 名前:名無しさん@十周年[sage] 投稿日:2009/08/05(水) 09:23:06 id:QffmpQyt0 >>733 ロールズの正義論は「ロールズ基準」として経済学に採り入れられてるんだが・・・くだらない人文オカルティズムにかぶれてないで 定量分析的基…

■「哲学」と「倫理」入門 ―哲学と倫理に対する絶望―

「真理など存在しない」 このような過去においては最も恥ずべく無価値なこととされていた真理の放棄は、我々の時代によって精神の最高の勝利にまで高めあげられている。 理性に対する絶望は、はじめのうちはまだ苦痛と悲しみをともなっていたが、やがて宗教…

■「哲学」と「倫理」入門 ― ソクラテス ― 「哲学と倫理は、正義と批判を求める情熱を併せもつ営みである」

哲学の目的

哲学の目的、哲学が目指すべきものは、不可謬性(あるいは理論的な永遠の真理)であってはならない。 「哲学が再生するためには、普通の人々が抱える問題を解決するための方法とならなければならない。」 自分の時代に生じている問題の解決することに対して…

『真理と方法』 Wahrheit und Methode 1960

『真理と方法』 Wahrheit und Methode 196020世紀のドイツ語圏で最も重要な哲学者の一人H.G.ガダマーの主著 出版以来、哲学だけでなく、社会学、文化人類学、法学、文学研究(受容美学)などに多大な影響を与え続けている。 師のハイデガーを受けて、本書に…

イマヌエル・カント 解説 ― Immqnuel Kant 1729-1804

Immqnuel Kant 1729-1804ドイツの哲学者。哲学、数学、自然科学、神学などを学んだ。70年後、論理学・形而上学の正教授として活躍した。 【カントの生涯】 カントの講義は、単に哲学に留まらず、数学、物理学、自然地理学、自然法、人間学、教育学、鉱物学な…

「道徳的に正しい行為と政策とは、社会の成員に最大の幸福をもたらすものである」  ― 功利主義

功利主義の主張を最も簡潔に定式化すると、 「道徳的に正しい行為と政策とは、社会の成員に最大の幸福をもたらすものである」ということになる。 ただ古典的功利主義は、今や人気のない時代遅れの哲学的教説の見本のような地位にある。 現代功利主義も含めて…

世界の存在性

■1.世界の存在は、対象/存在者の存在とは異なる。 −世界は、結局のところ、つねに現存するものであるが、手前に存在するものではない。 ■2.世界は、意識の能動性に先立って、つねにすでに自らを意識させる。 世界は常にすでに(流れつつ立ち留まる時間のなか…

「期待は、二重の偶発性の文脈のなかで創発的なシステムにとっての 構造価値 と 独自の種類の実在(=接続価値) を習得する」  「は、期待による選び出しというイミにおいてということである。」 ― ルーマン

「意味の自己言及的な処理はシンボルによる一般化を必要とする」 「社会的構造は信頼からなる」 信頼の形成は、素早く定位できるようなより狭いレパートリーを中間的に選択することでもってできる。 は、期待による選び出しというイミにおいてということであ…

内的実在論・形而上学的実在論

形而上学的実在論とは、世界は心から独立したあるがままの対象からなる全体であり、その世界についての唯一の「真なる記述」が存在するまた真理とはそのような対象と記述との対応であり、それは認識論的含意をもたない。要するに、理論はわれわれのいかなる…

「実践のないところに歴史はない。」 ― サルトル

この具体的な姿を見失うと、単なる物事としてしか人間は歴史に登場してこないことになる。 実践がないところに歴史があるとすれば、人間は歴史経済的諸条件によって全面的に決定されてしまうことになるし、条件反射の総計でしかないことになる。 しかし相反…

「社会秩序は可能か?」「全てのことが起こり得る”可能なもののカオス”=”複雑性”として世界に秩序を与えること、 つまり社会秩序を”世界の複雑性の縮減”により可能である」 ― ルーマン

ルーマンの理論の出発点は、「社会秩序は可能か?」という問いである。その答えを、全てのことが起こり得る「可能なもののカオス」=「複雑性」として世界に秩序を与えること、つまり社会秩序を「世界の複雑性の縮減」に求める。世界の複雑性の縮減という生…

「”シンボルによって一般化されたコミュニケーション・メディア”が社会進化に従って分化し、発達してくる」 ― ルーマン

コミュニケーションとは選択の接続だが、ある行為や体験が遂行した選択が、後続の選択に肯定的に受容され、有効に伝達される保証はない。このため、選択の肯定的な受容を動機づける機能をもった「シンボルによって一般化されたコミュニケーション・メディア…

咲きとハルヒって面白いの?

スレの伸びがいいようだけど 咲きは見てみるかな

真の現象学は「分析」を生み出す、「論証」を生み出しはしない

真の現象学は「分析」を生み出す、「論証」を生み出しはしない現象学は「分析のための方法」で「論証」(なぜなら)は問題にしない。 分析哲学のように、「諸命題に賛成するか反対するための論証」を組み立てることはしない。 もし、「論証」をしても、それ…

「形而上学は存在論に先立つ」 ― レヴィナス

≪私≫が<他者>を迎え入れることは倫理として生起する。 (具体的には、<他>によって<同>が問いただされることとして、倫理は生起する) 倫理が知にぞくする批判的な本質を実現するのである。 こうして、批判が独断論に先行するように、形而上学は存在論…

サルトルは再評価されてもいいのでは・・・

「構造主義に敗れた」という評価はあんまりです・・・(´;ω;`)

「芸術は他者のためのみにある、そして、他者によってのみ存在する。」 ― サルトル

スターリンは読者に対して「物語への参加」「読者は物語に参加せよ!」と呼びかけた。 それに対してサルトルは、「物語の参加」「物語は読者に参加せよ!」と呼びかけた。 「物語の創作」は、読者に求められる創造性を代行することである。 サルトルは、この…

イメージ形成の基本は 「命題において、状態はいわば実験的に構成される。」 ― ウィトゲンシュタイン

イメージ形成の基本は「命題において、状態はいわば実験的に構成される。」 そしてこの状態は、それに対してある事実(事態)が対応する場合に真実と見なすことができる。

「記憶の神経生物学を理解するうえで重要な最初のステップは「情報がどこに蓄えられているか」を同定することである。」

記憶の神経生物学を理解するうえで重要な最初のステップは「情報がどこに蓄えられているか」を同定することである。

「存在論は現象学としてのみ可能である。」

存在論は現象学としてのみ可能である。

「理性に対する絶望」 ―カントのファンのせいでドイツ哲学はひどい状態に陥っている―ヘーゲル

いわゆる批判哲学(カント)が、永遠なもの、神的なものについては何も認識できないということを”証明した”と主張することによって永遠なもの、及び、神的なものに関する無知を安心させたのである。 批判哲学(カント)こそが、あらゆる知的努力の目標であり…

伝統に対する注意が必要である

「人間と動物を区別するものは思考である」 この思想は昔から信じられ、今ではわかりきったことになっていることがらを 今更注意する必要があるというと、人々は奇異の感を抱くに違いない。 しかし、現代の人々が持っている偏見を見ると、まさしくそうした注…

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サルにもわかるフッサールの現象学講座4

110 名前:若頭[] 投稿日:2000/02/07(月) 09:52 >ドイツ観念論のアウトラインと現象学、実存主義との関係。 本当は「ドイツ観念論」いう述語はワシには意味不明なんや。そやけど、カントが自 分の哲学を「先験的観念論」と言っているので、カントについて…

サルにもわかるフッサールの現象学講座3

8 名前:分からん奴(理系)[] 投稿日:2000/01/23(日) 05:09 私の周りの客観は、私の周りに存在する人達の主観の平均に過ぎない 私の内側の客観は、私の人生に隣接した人達の主観の残骸に過ぎない 14 名前:若頭[] 投稿日:2000/01/24(月) 02:09 >8 >私の周…

サルにもわかるフッサールの現象学講座1

■サルにもわかるフッサールの現象学講座 http://piza.2ch.net/log2/test/read.cgi/philo/948505749/ 1 名前:名無しさん 投稿日:2000/01/22(土) 10:49 教えてくださいね 2 名前:カヴァイエス 投稿日:2000/01/22(土) 11:02 サルはすでに現象学的還元を身に…

サルにもわかるフッサールの現象学講座2

9 名前:>4[] 投稿日:2000/01/24(月) 00:05「現象学の出発点は主観が客観とイコールになることは絶対に無い」って嘘だと思うんですけど。 エポケーというのは「真理はない」というテーゼを認めるということではなくて、 普段当たり前にあるものとしている…

サルにもわかるフッサールの現象学講座

イデーン―純粋現象学と現象学的哲学のための諸構想 (1-1)作者: E.フッサール,渡辺二郎出版社/メーカー: みすず書房発売日: 1979/12/16メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (15件) を見る サルにもわかるフッサールの現象学講座1 http://d.ha…